2018年12月19日
今日は、一段と寒い篠山です
レタスの施肥例を紹介します。
🌿レタスのカルテック栽培🌿 (10アール当り)
時期 方法 資材
土作り なるべく早い時期に
ラクトバチルス600g … 排水よく、乾燥しにくい肥沃な土を作ります
堆厩肥1トン以上
硫安 80kg(秋まきの場合は100~120kg)
※もし通常の複合肥料なら、チッソ成分20~25kg
整地時 整地・ウネ作り時に全面散布、またはウネ上に散布
畑のカルシウム (または カルテックCa粒状) 60kg
※土壌pHによって、どちらかを選択してください。
pH5.5以下(特に5.0以下)になると 極端に生育が悪くなります。
pH6.5以上(特に7.0以上)になると ビッグベイン病が増えます。
(もし特に速く生長させたい場合は 硫安20kgを追加します)
育苗 散水時に使用
濃 縮 酵 素 液 1000倍 … 根を強くし、生長を促進
カルテックCa液状 1000倍 … 葉を厚くし、充実させる
4日間隔で交互に、葉の上からタップリ散布します。
定植時 定植前後の潅水の時に
濃 縮 酵 素 液 500倍液 … 初期の根張り促進,病害軽減
初期 葉面散布 濃 縮 酵 素 液 500倍液を葉面散布 (根・生長の促進)
前半は特に根の力をつけることが大事です。
★特に生長が弱い場合,スソ枯れ・萎黄病が心配な時は潅水施用。
原液3~10リットルを潅水(300倍前後)
メガデルトン・ネオスリー 800倍で葉面散布(チッソ補給)
肥切れの時に。
カルテックCa液状 500倍 (生育を引締め、葉の病害対策)
チッソ過多,灰色カビ,細菌病が心配な時は、カルシウムを。
潅水 浅根で乾燥に弱いので、潅水を充分にしてください。
濃縮酵素液を2リットル程度(300倍前後)加えると
特に根が強く働いて、生長が進みます。
追肥 通常は、 定植後30日、結球前
(作型により調節)
※同時施用可 硫安 20kg 畑のカルシウム(またはカルテックCa粒状)20kg
仕上げ 収穫前10日頃、
葉面散布 カルテックCa液状 500倍
(葉を厚く充実させ、旨味を増し、品質を向上させます)