稲の生長を脅かす病害虫の種類

畑仕事で多い悩みは、作物の病気や害虫被害です。愛情こめて育てた作物を病害虫による被害から守るためには、病害虫の種類を知っておくことも大切です。特徴や原因を把握出来れば、病害虫対策をはじめ連作障害などの対策にも活かせます。こちらでは、生命力の強い稲の病害虫について紹介しています。

 

病気

 

  • 苗立ち枯れ病 苗代の時期に全体に現れます。助長要因として、土のpH調整不足や低温・加湿などがあります。
  • イモチ病 苗代から登熱期に葉や茎、穂に現れます。窒素過多や日照不足、高温や干ばつ、密植などが助長要因となります。
  • 紋枯れ病 生育後期に茎や葉に現れる病気です。密植や多湿、肥料過多が考えられる病気です。
  • 稲こうじ病 過繁茂や軟弱徒長、高温や多湿が助長要因となる病気です。穂に現れ、出穂期に発生します

 

害虫

 

  • イネミズゾウ虫 幼虫は卵から孵化し根を食べます。成虫になると葉を短冊形に食べるのが特徴です。田植え後の時期に発生します。
  • ジャンボタニシ 食欲が旺盛な南米の大きなタニシです。葉・茎を次々食べるので、欠株となってしまいます。田植え後初期に発生します。
  • ニカメイチュウ(幼虫) 田植え後から登熟の時期に発生します。蛾の一種で、孵化した幼虫が茎の中に入り食害を生じます。茎の上部も白く枯れるのが特徴です。
  • カメムシ モミに口針を刺して汁液を吸います。養分を吸ってしまうので、斑点米や不稔米となってしまいます。出穂期から登熟期に発生します。

 

病害虫が発生してから対策するのではなく、水はけ対策を取るなど基本となる土壌から見直し土壌改良することも大切です。

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