こんにちは。カルテックです。
あっという間に9月に入り秋も近づいてきましたね。
夏野菜もぼちぼち終わり、秋野菜の準備がはじまります。
土作りもぼちぼち始められる頃でしょうか。
ふかふかの土に植えられることを秋野菜も楽しみにしていると思います^^
カルテックの土作りでは必要な物だけを入れていきます。
作物にもよりますが、植付け20日前に
ラクト・バチルス600gと硫安60㎏堆厩肥(稲ワラや籾殻入りの牛糞をイメージ)2トン以上を畑に鋤き込みます。
堆厩肥にも色々種類があるので、その性質に合わせて使用量は増減して下さい。
堆厩肥で一番注意する事は木クズが入っていないかです。木クズが入っていると、チッソ飢餓を起こす可能性が高くなります。また根に害のある有機酸が出る可能性もあります。
そして、原則リン酸やカリの入った化成肥料は投入しません。
有機物を醗酵分解することで有機物に含まれるリン酸やカリを吸収しやすい形で供給します。
ただ、流亡が多いチッソだけは硫安等の人間の知恵を使う方法です。
実はこの方法が一番土に残留という負担を掛けずに永続的に続けやすくなる秘訣でもあります。
リン酸やカリは一般に(特別な化学物質を除いて)ガスにはならないので、土壌に残りやすいのですが、チッソはガス(気体)になって失う成分です。
分かりやすい事例として、ホームセンターで生に近い鶏糞と醗酵鶏糞でチッソ成分が違うのが確認出来ると思います。
醗酵鶏糞はチッソが少なくなります。
その他、ご注意いただきたいのは
石灰、苦土石灰、カキ・貝殻等の殺菌力のある物や残留する資材は施用しないことと
ラクト・バチルス菌は、紫外線に弱いので、散布後は速やかに鋤きこんでいただくことです。
植付け前にはカルテック畑のカルシウム60㎏を施用されることをおススメします。
高価な化成肥料も、高い有機肥料も、徒長の心配も、臭いの心配も、残渣物の持出しも、ボカシ肥作りの切り返しも、ぜ~んぶいらない土作り
試してみてくださいね♡
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