
ラクト・バチルス+有機物=ふかふかの土作り
こんにちは。カルテックです。
少しずつ春の訪れを感じる今日この頃
土作りはお済みでしょうか
肥料が高騰している今
ラクト・バチルスを使って
堆肥や厩肥などから栄養分を供給する
昔ながらの農業に立ち返ってみませんか
実は有機物がしっかりと入れば、
気化(ガス化)しないリン酸やカリは
ラクト・バチルスで循環させると
十分に供給出来ます。
チッソ成分は気化して抜けるので、
もし足りない様であれば
単肥で補えばOKです。
畑1反あたりの基本的な使い方は
植付20日前までに
・ラクト・バチルス600g
・硫安(目安:60㎏)
・堆厩肥
(目安:牛糞なら2トン
鶏糞なら300~500㎏)
を畑に鋤き込むだけです
ラクト・バチルスで土ごと、
そして畑ごと醗酵させましょう。
材料となる物を畑に投入するだけなので、
作業も簡単です。
ただ注意点が2つあります
まず1つ目は
石灰、苦土石灰、カキ・貝殻等の
殺菌力のあるものや、
その成分が残留する資材は
使用しないこと
2つ目、堆肥に注意すること
病気対策として石灰が沢山入っている家畜糞尿や、
抗菌剤をたくさん接種させられている牛や鶏の糞は
注意が必要です。
しかし、どれが良い物か分からないので、
使っておかしいな?と思ったときは
別の物を使って下さい。
あと余談ですが、
堆肥の炭素とチッソの比率を示す
炭素率(CN比や炭素/チッソ比とも言います。)は
必ず考慮しておいてくださいね。
炭素率が大きすぎると
チッソ飢餓(チッソが足りず、育たなくなる)が起こります。
特に木の屑が入っている物には注意して下さい。
木の屑は炭素率が大きすぎる上に、
分解される過程で根に有害な有機酸を出し
根を枯らしたりします。
黒く色が着いていると言うだけで
分解まで至っていない物が有り得ます
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