ミカン 早生品種 完熟出荷
ミカン 早生品種
完熟出荷予定
和歌山県南部にて
関西地域では、夏場の高温、複数回の台風などでかなりの影響がでているそうです。
夏場の高温で、皮が厚く、また着色が良くない(鮮やかなオレンジ色にならない)実も目立つ。また、台風の直撃で実がすれて表皮に傷がついている実も目立った。そこに9月から10月にかけての日照不足で成熟が全体的に遅れています。
こちらの生産者、農園ではカルテック資材をフルセットで使って頂いています。無施肥区と比べると被害は同じようにありましたが糖度でかなり大きな差がでました。
早生品種 カルテック資材無施肥区 普通出荷で糖度8~10度程度でした。完熟出荷で糖度10~12度。
それらと比べてカルテック資材施肥区では12~14度とかなりの糖度です。高温、日照不足の影響で糖度に多少のムラはありましたが収穫まで2週間くらいあるので大体そろってくると思われます。
資材の施肥時期
春先(開花前)に畑のカルシウム、カルテックCa粒状も併せて散布。花芽の促進、その後の実の健全化にむけて。
濃縮酵素液を灌水。根の強化、回復に。
カルテックCa液状の葉面散布。作物の健全化、病気の予防に。複数回施用。
収穫予定の45日前にはもう一度畑のカルシウムを施肥。糖度向上、腐れ病気の予防。着色向上に。うき皮の抑制に。
収穫までカルテックCa液状を複数回葉面散布。糖度向上、着色向上にむけて。
白くみえるのは薬ではなく、カルシウムです。雨があたればきれいになります。
カルテック資材で甘くて美味しいミカン栽培です。
収穫後の根の回復に濃縮酵素液、来年にむけての土づくりにラクト・バチルスをお勧めします。
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