根深ネギの施肥例
こんにちは カルテックです🍂
篠山は夕方から雨の予報になっています。
肌の乾燥が半端ないので、雨が降って少し湿度が上がれば…。
今日は、根深ネギの施肥例の投稿です。
根深ネギのカルテック栽培 (10アール当り)
時期 方法 資材
育苗 苗床の準備
(播種・仮植までに20日以上の間隔をおく)
苗床1アールあたり
ラクトバチルス 100g
堆厩肥 200kg
畑のカルシウム 10kg
※堆厩肥にチッソが足りない場合は硫安 10㎏を施用します。
散水時
(葉面散布・潅水)
濃 縮 酵 素 液 (500倍) … 根を強く動かし、生長を促進
カルテックCa液状 (500倍) … 茎葉を厚く充実させ、健全な体質を作る
アミノ酸液 (500倍) … 肥切れの時に
※本葉3枚の頃、酵素500倍液を葉上からたっぷりとかけて、根の張りを強くします。
※本葉4~5枚の頃、生育状態を見て、アミノ酸液500倍液を散布します。
(または硫安2㎏を施用)
※仮植後、酵素500倍散布で根を張らせます。
※仮植1週間後、アミノ酸液500倍液を散布します。(または硫安2㎏を施用)
※苗が細く、伸びすぎるようなら適宜、カルテックCa液500倍を散布して、親指ほど太い苗にします。
※苗の根が弱い場合には、酵素500倍液を使って根を張らせ、植いたみなく活着させます。
(苗へ散布、または定植後灌水)
本畑の地力作り
なるべく早い時期に投入し、なるべく深く耕耘します
(定植までに20日以上の間隔をおく)
ラクトバチルス 600g …通気・保水・保肥性がよく、深層まで肥沃な土に。
堆厩肥 2トン~ (なるべく多く) ※前作の茎葉も なるべくスキ込み。
硫 安 100kg (N成分:21kg)
畑のカルシウム 60kg
※ケイフンを500kg前後投入する場合は硫安を80kgとして下さい。
※微生物によって地力化し、定植時には土壌EC:0.2以下と抑えられます。
※カリ成分12kg程度は吸収しますが、むしろ堆厩肥によるカリ過剰に注意。
※チッソ多肥になるので 土壌の酸性化に注意。もし土壌pHが極端に酸性(pH:5.5以下)なら、
地力作りにも 畑のカルシウムを増量します。
追肥
定植前後
苗のドブ漬け・植付け後 潅水
濃 縮 酵 素 液 500倍液 … 初期の根張り促進,病害軽減
原則として、初期には肥料を効き過ぎにしないこと。
※チッソを切らせて、根を張らせることが大事です。
定植後45日頃
ウネ上に散布 硫安 30kg + 畑のカルシウム 30kg
※特に分ケツ・生長を早く進めたい場合は、硫安60kgの追肥とする。
(又は硫安の変わりに乾燥ケイフン500kg前後)
※この間はネギの状態を見て、チッソ(硫安)、畑のカルシウム、カルテックCa液状、酵素で適宜コントロールして下さい。
最終
土寄せ時 ウネ上に散布 硫安 30kg + 畑のカルシウム 30kg
※特に生長・肥大をうながしたい場合は、硫安60kg~80kgとする。
※またネギの充実と品質向上のために畑のカルシウム30kgを同時に施用すると大変効果的です。(またはカルテックCa液葉面散布)
<症状別対策>
症状 対策
葉先枯れ症状・葉折れ症状 根が弱っているので、酵素500倍の葉面散布か、潅水(半月ごと定期散布が効果的)
葉が軟弱、細い、ベト、
キンカク、腐敗病 カルシウム不足なので、カルテックCa液500倍の葉面散布(半月ごと定期散布が効果的)
サビ病、ボトリチス、疫病 まず、酵素500倍葉面散布、次にカルテックCa液500倍葉面散布
土壌病害・線虫・連作障害 生育途中で酵素300倍潅水・葉面散布
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