日本の自然のなかの農業
地球を大きな視野で見ると、大陸の土壌は水成岩で、河川も長いので、カルシウムなどのミネラルが多く溶け出し、硬水となっています。それに比べて日本列島は大部分が火成岩からなる島国で、河川も短く、水がキレイなのですが、カルシウムの濃度が不足しています。(ケイ酸は豊富なので、米作りには最適ですが)
【参考】河川水の含有イオン濃度の目安 (mg/L) | ||||
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欧州 | 北米 | 中国(例) | 日本 | |
Ca2+ (カルシウム・イオン) | 31.1 | 21.0 | 29.7 | 8.8 |
K+ (カリウム・イオン) | 1.7 | 14 | 1.3 | 1.2 |
SiO2 (溶存珪酸) | 7.5 | 9.0 | 8.7 | 19.0 |
日本では土と水がカルシウム不足なので、作物(食糧)も、人体も、カルシウム不足となっています。人体にとってカルシウムは、薬剤のように摂取するのでなく、カルシウム豊富な野菜として摂取すべきものですから、農業が変わらなければなりません。農業は与えられた自然に従わず、自然の条件を変えるものです。
日本の国土で営む農業では、カルシウムの有効・充分な補給が最重要なのです。
カルテック資材で作物にカルシウムを充分効かせると、作物が健康になり、高品質な収穫ができるのは当然ですが、また、カルシウムを豊富に含有する農産物を作って人間の栄養にも貢献できます。
カルシウムは人体や動物にとっても、植物にとっても、多量に必要な栄養素ですが、農業上では、いつでも施せて、すぐに確実に効くカルシウム資材がなかったので、間接的な要素として扱われてきました。
『カルテック』の資材を使ってみると、作物を健康に育てるのにどれほどカルシウム栄養が大事だったかが解ります。
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