奈良県 ハウスでのキュウリ栽培 2018年3月14日

2018年3月14日

 

カルテック資材を使いはじめて2年目の栽培です。

それまで10年以上土壌消毒を行い、2月末から7月まで前期、8月末から11月までの後期の二作行っていました。

土壌消毒が高齢の為、かなり大変な作業になってきた事と前期は、病原菌が抑えられて病気が少ないが、後期は、病気が増えるという問題もあったそうです。

また、土壌消毒のせいか堆肥の分解が悪く肥料を多めに施肥していたそうです。

そこで、昨年より土づくりに堆肥とラクト・バチルスを植え付け前に畑のカルシウムを使ってもらっています。

ラクト・バチルスで堆肥の分解を促し、良い菌の増殖、悪い菌の抑制を目指しました。また、畑のカルシウムで健全な作物体づくりを勧めました。

 

植え付けから20日

植え付けから20日が経過していますが根が少なく、特に根毛が少なく感じました。また、葉色も濃く、少し勢いが弱いようにも見えました。

今年は、毎年行っている土壌診断を行わず堆肥を多めに投入したそうです。

pH値は、異常なしですがEC値がかなり高かったです。肥料過多で根の生育が悪いと思われます。

 

植え付け時にも濃縮酵素液を使ってもらいましたがこれからの根を伸ばすのに定期的な潅水、潅注をお勧めしました。また、しばらくは、追肥なしで様子をみてもらうようにお願いしました。

1か月後に訪問予定です。

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